デートDVに苦しむ男子たちの今~高校生男性までDV被害に~

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デートDVとは

デートDVとは

デートDVとは日本でも今や日常的な言葉として定着しているDV(ドメスティック・バイオレンス)。

主に夫婦やカップルなど親密な関係を持つパートナーからの暴力行為を指し、被害者の対象は主に女性だった。

しかし最近は「高校生や大学生」など、若者のDVが注目されている。

しかも被害を受けているのは「男性」というケースが増えているらしい。

こうした現象をうけて、まだ社会に出る前の、若いカップル間で起こるDVを総称し

デートDV」という言葉が生まれた。

デートDVって、具体的にどんな行為?

デートDVの具体的な行為とはもともとDVは、殴る蹴るといった直接的な暴力行為による被害がほとんどだったが、最近は精神的・経済的なDVも増えているという。

具体的にはこんな例もDVに含まれることがある。

  • メールや通話履歴を許可なく勝手に見られる
  • 携帯のアドレスなどを削除されたりさせられる
  • 相手の行動を制限する
  • 別れたら死ぬ、などの言葉で脅迫する
  • アダルトビデオなどを強制的に見させる
  • デートの費用をすべて負担させる
  • 相手の価値観を馬鹿にする。

これらはすべてと言っていいほど、相手の人間性を尊重することができない人の行動に当てはまる。

つまりDVとは、

「相手を尊重せず、自分の気持ちや考えを押しつける行為」そのものだ。

さらに、大阪府の高校生グループが調査したところによると、女性よりも男性の方がDV被害者が多かったというデータがある。

大阪府の高校生グループが府内の約1000人の中高生に「デートDV」に関する調査をしたところ、男子生徒の3割以上が「(彼女から)暴言や暴力を受けて傷ついた」経験があることが分かった。女子生徒が「(彼から)暴力を受けた」割合は12%で、男子の半分以下。交際相手に「暴言が嫌と言えない」割合も、男子(30%)が女子(22%)を上回った。

(引用元:毎日新聞

DV被害者のほとんどは女性だと認識していた方は驚くかもしれない。

若者たちの間でいま、いったい何が起こっているのだろうか?

DVの原因とは

DVの原因とはDVの一般的な原因として、日本の社会構造がそもそも男尊女卑であることがあげられる。

支配する男性と、支配される女性という構図は、男女平等を謳ういまの社会の中でも、まだまだ根強く残っている。

ただ、最近の若年層によるDVについては、どうやら少し状況がちがうようだ。

インターネットの普及やスマートフォンの利用者増加により、SNSなどのコミュニティーを通じて出会うカップルが急増している。

こうした出会いは、お互いの人間性をよく理解していないまま関係をもってしまう可能性を高める危険性がある。

もちろんこれはネットを通じた出会いに限ったことではないが、相手を良く知らないまま急激に発展した未熟な関係が、後々トラブルの原因になりやすいことは容易に想像できる。

リアルな出会いであっても、告白や別れを告げるのはメールで、ということも多いとか。

メールやlineなどのコミュニケーションツールを使った会話が増えることで、一対一でじっくりと本音を語り合い、向き合う機会は確実に減っている。

近頃は女性と男性の境界線もぼやけてきて、ボーダーレス化が起こっている。

男性用のコスメグッズが爆発的に売れ、女性の言葉遣いはもう男性と変わらないばかりか、時には男よりもきつい暴言を平気で吐くようになった。

いまや「男性は男性らしく、女性は女性らしく」なんて言葉を口にすれば、

笑われてしまうどころか、セクハラにもなりかねない世の中だ。

ところが、男も女も、根本的な欲求は昔からあまり変わっていない。

多くの男性は「女性らしい女性」を求め、女性は「男らしい男」を心のどこかで求めている。

そういった歪みのようなものが、男女の問題をさらに複雑なものにしているのかもしれない。

情報が溢れる社会は、一人一人の日常も大きく変えてしまった。

どこの誰かもわからないアカの他人が、なんの気なしに書き込んだ一言が、その人の考え方や人生を大きく変えてしまうこともある。

こうした世の中が、今後より複雑なDVの原因を作っていくのではないだろうか。

DVの被害者と加害者

デートDVの加害者と被害者デートDVに限らず、DVには必ず加害者がいて、被害者がいる。

では、いったいどんな性格の人間が加害者になりやすいのだろうか?

DVの加害者になりやすい人の特徴としてよく言われるのが、こういったタイプだ。

  1. 男尊女卑の考えが強い
  2. 嫉妬深い、所有欲が強い
  3. 自己顕示欲が強い
  4. 他人をよく批判する
  5. 責任逃れの言動が多い
  6. 相手によって態度を変える

特に高校生や大学生など若年層のデートDVと言われるものは、2の嫉妬心、3の自己顕示欲や4などが中心になっているように思える。

しかしこれを見て、なにか思うことはないだろうか?

一つくらい、自分にも当てはまると思う項目はないだろうか。

もしそうだとしたら、DVはもはや、誰でも加害者になる可能性があるということだ。

もっと言えば、加害者はパートナーのいずれか一方というケース以外に、お互いが被害者であり加害者だという場合も考えられる。

デートDVを受けた経験先ほど紹介した毎日新聞の記事にあった表(左図)が興味深い。

デートDVの原因として最も多かった「暴言」は、男女ともにほぼ同じくらいの割合だった。LINEチェックや性的強要もそうだ。

これは被害者も気が付かないうちに、時には加害者になっていることの現れではないだろうか。

また、「暴力」に男性の被害者が多いのもうなずける。

男性が女性に手を出し辛い世の中であれば、女性からの暴力には耐えるしか方法はない。

対抗手段は黙り込むか、なだめるか、それとも暴言を吐くか?

(画像出典:毎日新聞

様々な情報が氾濫する中で、お互いが相手を信頼しきれない、尊重できない希薄な関係が増え続けているとすれば、それは世の中全体がそういった方向へ流れているということで、デートDVという現象はこの社会の膿(うみ)として表面化した警告のひとつなのかもしれない。

DVの解決法

デートDVの解決法人間関係のトラブルが複雑化している原因のひとつは情報化社会。

ストレスにしてもDVにしても、社会問題と言われる人間関係トラブルの多くはもともと、昔からあったものだ。

それがメディアの発展にともなって表面化・細分化され、これらの情報が毎日私たちの目や耳に飛び込んでくる。

解決法にしても情報があまりにも多すぎて、何が正しいのかを見極めること自体が難しい。

そこには、問題に乗じて利益を得ようとする企業の思惑もからみ、時には真実が見つからないよう嘘で覆われてしまう。

そういった中で、プライベートな問題をインターネットで解決しようなんて考えはとても危険。

DVの問題を解決するには、自分のことを尊重し、信頼し、そして愛してくれる、もっとも身近な人間に相談するのが一番だ。

それが両親なのか、兄弟なのか、友人なのかは分からないが、とにかく自分を喜んで助けてくれる人を探すこと。その人に、包み隠さず打ち明けること。

そして最後には、強い意志を持って、自分で決めた行動をとることではないだろうか。

デートDV解決法は信頼・尊重することただし、自分が被害者であったとしても、その原因を作ったのが自分ではなかったのか?一度じっくり考えたほうが良い。

パートナーに対して加害者であったことは無いか?もう一度振り返ってみる。

一生を共にすることになるかもしれない相手なのだから、正面から向き合って、とことん話し合うことも大切だ。

そしてなにより、一番の解決法は、自分自身がパートナーを信頼し、尊重する気持ち。

その気持ちが持てない相手ならば、それは自分にとって必要のない人間なのかもしれない。

番外編:実はDVの原因が「食事」にある可能性

砂糖毎日の食生活が体に大きな影響を与えていることは、今さら言うまでもありません。

最近の栄養学では、人間に必要な栄養素が明らかにされ、食事が脳に与える影響や、それに伴う精神障害などにまで研究が進んでいます。

例えば、食後に血糖値のアップダウンが激しくなることで「うつ」状態を引き起こし、うつ病にもつながるという研究が増えているそうです。

血糖値を急激に上昇させる食品の代表と言えば「白砂糖」。

今まで砂糖と言えば糖尿病の心配ばかりでしたが、心にも影響があるとすれば驚きです。

でも、確かに甘いものを食べると一時的にテンションが上がります。小さな子供やペットを見ていると分かりやすいですね。

他にも、小麦や卵・乳製品など脳アレルギーの原因となる食品の大量摂取や、食用油の問題などもメディアで取り上げられ注目されています。

昔から日本人の食べてきた和食が、健康に良いとして世界中で注目されているにもかかわらず、国内では日本人の和食離れが進んでいます。

言われてみれば、食べたものが身体を作っているのは当たり前のことで、それが心にも影響を与えているのは想像に難しくありません。

しかしながら、科学的に調合されたおいしい加工食品が溢れている中で、それらをすべて断ち切ることは非常に難しいでしょう。

ですから、週に何回かでも、天然の良質な素材を使った和食料理をいただくとか、砂糖の入った飲料や食べ物を控えてみるとか、出来る範囲で無理なく改善したら、少しずつ、体調や心の変化が現れるかもしれません。

彼氏や彼女、そして自分自身の食生活を振り返ってみてください。

ちょっとのことでイライラして、ついつい暴言を吐いてしまう。。。

実はその原因、毎日のように食べている「アレ」かもしれないのです。