清原被告「左足が不自由、コーチの依頼もない」心の隙間に覚醒剤…子供の目を避けホテルで使用

 《覚醒剤を使用したなどとして、覚せい剤取締法違反(使用、所持、譲り受け)の罪に問われた元プロ野球選手、清原和博被告(48)の初公判で、検察側は清原被告自身の供述調書を読み上げ、覚醒剤を常用するようになった経緯の説明を始めた》 検察官「『引退後の生活は乱れていました。現役時代は試合がありましたが、(引退で)目標をなくしていました。左足が不自由になり、先生からは良くなることはないと言われました。実際に戦地に行った方には失礼ですが、私は戦地へ行ってけがをした兵士のような気持ちでした。いずれどこかのチームのコーチや監督になりたいと思っていましたが、依頼してくるチームはありませんでした。心の隙間を埋めるようにして覚醒剤を使うようになりました』」 《清原被告は視線をあげることはない。検察官の読み上げは続き、覚醒剤の使用場所や入手ルートについて説明を続ける》 検察官「『覚醒剤を使うのはたいていホテルの部屋でした。自宅には子供がいるので覚醒剤は使えません。平成22年ごろ先生の診療を受け、病院に入院しましたが覚醒剤をやめることはできませんでした。26年3月には週刊文春に私の覚醒剤疑惑が書かれると、マスコミの仕事もなくなってきました。本当に孤独でした。(覚醒剤に絡み関係があった)昔の知人に連絡をとるようになりましたが、やめたいと思っていたことは事実です。やめられなかったのは私の心の弱さだと思います』」 《孤独、心の弱さ…。清原被告は群馬県みどり市の無職、小林和之被告(45)=覚せい剤取締法違反(譲渡)の罪で公判中=に連絡をとったという》 検察官「『小林に連絡をとったときには、収入や仕事に不安を感じていました』」 《テレビのバラエティー番組などでたびたび目にしてきた豪快な清原被告のイメージとはかけ離れた弱々しい姿が語られる。検察官は供述調書の読み上げをやめ、このときの状況について解説していく》 検察官「28年1月、小林に『ひとつお願いします』と電話をかけています」 《ひとつ、というのは覚醒剤1パケという意味で、注射器2~3本とともに用意してもらい、清原被告は4万円を支払っていたという。2月1日、都内のシティホテルにチェックインすると、注射したり、ライターの火を使いガラスパイプであぶったりして使用。その後、知人に覚醒剤を使ったことを意味する「落ちた」とメールを送っていたという》 《検察官の説明によると、清原被告が覚醒剤を使用する場合は、小林被告が一緒にいることが多かった。使用後、ぼうっと過ごしていて動けない清原被告のため、小林被告が飲み物などを買いに行くことがあった》 《続いて、弁護人が証拠の説明を始め、清原被告の父、洋文さんの手紙について言及する》 弁護人「本来なら証人になりたいが、狭心症の発作を起こしかねないということで手紙を書いてもらった。故郷の岸和田に(清原被告を)支援したい人が多くおり、支援する環境が多く整っているということが記載されています。また被告人を応援したい父としての心情がつづられています。寛大な処分を求める480人の署名が集まったことや、清原被告が洋文さんに青いグローブを買ってもらったときのことなどが書かれています。一部を読み上げます」 《弁護人が手紙を読み上げる》 弁護人「『和博は私に手紙を書いて弁護人に託してくれました。手紙は生まれて初めてもらいました。手紙の中で和博はただ謝っていました。ごめんなさい、と書いていました。また、更生し人生をやり直すことがしっかりとした字で書かれていました。和博は、厳しい現実があると言っていますが、それ以上に難しいことが待っていると思います。人の役に立つ人間として生まれ変わり、人生をやり直してほしいと思っています。親としてできる限りの支援をしたいと考えています』」 《清原被告がうつむいたまま鼻をすする。続いて弁護人は清原被告を幼少から見守った人とされる人物の手紙の一部を読み上げる》 弁護人「『和博君は番長というイメージとは裏腹にまっすぐな男です。阪神淡路大震災では積極的に支援をしてきました。私たちで(清原被告の)更生を支援する会を立ち上げました。治療や高野山での更生のための万全の体制を整えます。知人宅を訪問し、寛大な処分を求める署名をお願いしたら、480人分がすぐに集まりました。私たちは一度の過ちで和博君を見限ることは考えてなく、もう一度立ち直ってほしいと考えています。和博君は街全体の宝です』」 《弁護人は更生を支援する会が僧侶や建設業関係者で構成され、病院の手配や施設の確保をすると説明した。署名を集めた地域は清原被告が幼いころ、母親に自転車で伴走されながら走った道の近くなどだったことを述べると、清原被告が青いハンカチで目頭を押さえた》(産経新聞)清原和博被告初公判(1)小さな声で「無職です」 紺のスーツ、白いワイシャツ姿で入廷し一礼(2)「遅くとも平成20年ごろから使用」 検察側の冒頭陳述で明らかに(3)「左足が不自由、コーチ依頼もなく」心の隙間に覚醒剤…子供の目を避け使用(4)「高校時代からライバル。最高のバッター」盟友の出廷にうつむく清原被告(5)電話で謝罪された佐々木氏「2回目はないと信じている」(6)「本当に申し訳…あぁぁ」声を震わせ謝罪 現役時代は「覚醒剤、使っていません」(7)「息子と会えず突発的に…」 寂しさ、ストレスで覚醒剤 注射器使用は「昨年初めて」(8)「14歳で電気屋の息子が全国区になり、社会に適応できず…」 自らの半生振り返る(9完)「犯罪で報道される姿を息子たちに見せたくない」更生誓い、閉廷後に佐々木氏と握手

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